Map Camera Photo Contest 30th

結果発表

総評

このたびは、マップカメラ創業30周年を記念したフォトコンテストに、たくさんのご応募をいただき誠にありがとうございました。情熱と感性あふれる作品が約25000枚もの作品が寄せられ、私たち運営一同、写真文化の奥深さと、お客様の表現力にあらためて心を打たれました。 今回のコンテストでは、「和 JAPAN」「黒 MONOCHROME」「写 STREET SNAP」「人 PORTRAIT」「新 NEW MODEL」の5つのテーマ─を設定し、それぞれの部門において独自の視点と技術、そして想いが詰まった力作が揃いました。 「和 JAPAN」部門では、日本の美しさを再発見する作品が多く、伝統と現代が交差する“今の日本”が鮮やかに切り取られていました。寺社仏閣や四季の風景にとどまらず、日常に潜む「和」のかたちを独自の視点で表現した作品が多く、審査員からも高い評価を集めました。 「黒 MONOCHROME」部門では、モノクロならではの静謐さと奥行きが際立った作品が目立ちました。光と影の配置、質感の描写、構図の大胆さなど、写真技術と感性が高次元で融合した作品が多く、白黒の世界に無限の表現力が宿ることを実感させてくれました。 「写 STREET SNAP」部門では、街に流れる時間や空気感を鋭く捉えたスナップが集まりました。偶然と瞬間の美学が詰まった作品は、見ているだけでその場に立ち会っているような臨場感があり、現代の都市文化を映し出す“生きた記録”となっていました。 「人 PORTRAIT」部門では、人物に向き合う真摯なまなざしが感じられる作品が多く、表情や仕草、背景との関係性から被写体の人柄やストーリーまでもが伝わってくるようでした。家族や友人、時には見知らぬ人との出会いから生まれる、あたたかく力強いポートレートの数々に胸を打たれました。 「新 NEW MODEL」部門では、最新の機材や技術を駆使して撮影された作品が多く寄せられました。高画質だけでなく、機材への理解と写真表現への意欲が伝わる作品ばかりで、「写真の未来」を感じさせる部門となりました。 30年という節目に、写真という表現を通して多くのお客様とつながることができた本コンテストは、私たちにとっても大変意義深いものとなりました。これからもその魅力を引き続きEVERYBODY × PHOTOGRAPHER にご投稿いただければ幸いです。ご応募いただいた皆様、本当にありがとうございました。

受賞作品紹介

Map Camera AWARD グランプリ

Map Camera AWARD グランプリ「魂の螺旋」
Hiromichi さん

画面全体を覆う青色の世界の中に、浮かび上がるように配置された赤い傘。本作品でまず目を引く部分です。 コンクリートの螺旋階段にアクセントとして鮮烈なカラーが挿入されることで、見る者の視線が自然と赤い傘に導かれ、そこからさらに画面中央へと吸い寄せられていきます。構図の奥行きや動きのリズムにも寄与しており、計算された美しさが感じられます。どこか異空間の入り口のような不思議な感覚があり、恐怖感や幻想性も入り混じった魅力があります。 同じ赤い傘が複数あるため、多重露光または合成の表現が用いられているのでしょう。もっとも、それによる不自然さは感じられず、傘の配置や照明との馴染み方が巧妙に計算されているように思えます。ここに撮影者の技術とセンスを感じてしまいます。 色彩と構図、それに技法の三拍子が揃ったレベルの高い作品で、グランプリにふさわしい写真と言えるでしょう。

和 部門賞

和 部門賞 「神事、伊勢神宮にて」
ito_san00 さん

和 部門賞

和 部門賞 「夕焼けに染まるスカイツリー」
月影 さん

黒 部門賞

黒 部門賞 「静と動」
Tasuku Yamaya さん

黒 部門賞

黒 部門賞 「self portrait」
hira さん

写 部門賞

写 部門賞 「電影」
ぱーぺ さん

写 部門賞

写 部門賞 「輓馬」
Satoru Kobayashi さん

人 部門賞

人 部門賞 「笑顔咲く」
ダイチ さん

人 部門賞

人 部門賞 「循環」
嘉-yoshi- さん

新 部門賞

新 部門賞 「世界でもっとも美しい図書館」
Yuzo Fujii さん

新 部門賞

新 部門賞 「シブリンベースキャンプの夜」
食べ幸 さん

審査員紹介

プロフィール写真
審査員
Y・K
好きな写真家はクーデルカ、 アーウィットなど。過去にグループ展や個展を多数 経験。現在愛用しているカメラはLeica Q2。 休日は常にカメラを持ち歩き、子供を中心に撮影。写真集も趣味としてコレクションしている。
プロフィール写真
審査員
H・T
好きな写真家は赤山シュウ氏。高校、大学は写真部で活動。数年前まではNikon D4やD5で作品作りに励んでいたが、子どもが生まれてからは軽量化を図り、今はZ 7やZ fで家族の写真を撮っている。ニコンクイズグランプリの優勝歴あり。
プロフィール写真
審査員
R・Y
好きな写真家は鬼海弘雄氏。家族で所有していたFUJIFILM TIARAで写真の愉しさに目覚め、13歳の時にNikon FM10を購入。FUJIFILM、Leicaを中心に様々なカメラを乗り継ぎ、スナップや祭り、自動車の撮影を主に愉しんでいる。

プロフィール写真
審査員
Y・H
フォトプレビューサイト『KASYAPA』の撮影・運営に10年以上携わり、新製品やライカ製品などの執筆したレポート記事数は400を超える。現在はYouTubeチャンネルの運営・出演を担当。過去に第37回 日本写真家協会JPS展 入選、その他複数のフォトコンテストで入選経験あり。
フォトコンテストを他にも開催中です!

募集要項

コンテスト名 『Map Camera AWARD 2024-2025』
募集テーマ 「和 JAPAN」「黒 MONOCHROME」「写 STREET SNAP」「人 PORTRAIT」「新 NEW MODEL」5つの部門の作品を大募集。
日本の四季を感じる風景や祭り、寺社はもちろんのこと、国内外のカラースナップやモノクローム写真、ポートレート作品などを大募集!新 NEW MODEL部門では現行モデルで撮影された自由作例となります。タイトルとコメントなど撮影したときの熱い想いを1枚に込めて沢山のご投稿お待ちしております。
受付期間 2024/12/5(木)~3/2(日)結果発表
参加方法 無料会員登録後、EPトップページから写真投稿(アップロード→写真編集)してください。
ご投稿だけでご参加となります。
参加条件 ご参加には会員登録が必要です。会員登録はトップページ上部よりお手続きができます。参加枚数に制限はありません。複数写真での参加が可能です。カメラ(フィルムカメラを含む・スマートフォンは除く)で撮影された作品が審査対象となります。
審査方法 全投稿作品からマップカメラスタッフが選考を行い、受賞作品を決定致します。
賞・賞品 Map Camera AWARD グランプリ:1作品 300,000ポイント
各部門賞:部門グランプリ:2作品 50,000ポイント
結果発表 受賞発表は、EP公式XFacebookInstagramと、当ページで2025年6月下旬頃行う予定です。
エビフォト
アップロード総数の制限がありません。気にせずにアップロードしてお楽しみ頂けます。登録無料・容量無制限の写真共有サイトです。
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受賞者様への連絡について

受賞者様にメールでお知らせ致します。シュッピンポイントの付与に一週間程度時間を頂く場合が ございます。ご了承ください。 ※ポイントの付与には、シュッピン会員登録が必要です。ご登録確認が一定期間取れない場合は無効となります。ご了承ください。

参加規約について

EVERYBODY×
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コンテストについて

参加者に予告なしに応募期間や賞品内容の変更をする場合がございます。あらかじめご了承ください。

主催:シュッピン株式会社

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