結果発表
受賞作品紹介
各部門 グランプリ作品
ポートレート部門 グランプリ「海風」
はづき さん
タイトルに付けられている「海風」の通り、風の抜けていく様子が分かる爽やかさを感じる1枚。 一番印象的なのはまっすぐこちらに向けられた視線。配置的には画面中央より少し上に位置しており、海風に吹かれ揺れ動く帽子の首紐の先を追っていくとモデルの女性の方と自然と目が合うような構図になっているのもさすがの一言。 さらに印象的なのは肌の美しさ。ポートレート撮影において肌の色はとても大切な要素の一つだと考えており、今回のこの作品は肌の色・発色をとても大切に意識して現像等をされていると感じます。 太陽の向き、被写体の立ち位置、帽子の首紐の動き。その一瞬の「静」と「動」全てが美しく嚙み合ったポートレート部門のグランプリに相応しい素晴らしい作品だと思いました。
ファッション部門 グランプリ「Reminiscence」
Yuzo Fujii さん
中性的な雰囲気をまとった二人のモデルが、強く印象に残る作品です。 ターコイズブルーのジャケットが画面の中心で目を引き、背後のモデルの赤いリップがアクセントになって、静けさの中にも強さを感じます。 腕のラインやモデルの重なり方も自然で、ジャケット、リップ、表情へと視線が流れていく構図が美しいと思いました。背景がシンプルだからこそ、衣装の色味や肌の質感、髪の動きも際立っています。 また、手前のモデルのどこか焦点の定まらない視線と、背後のモデルの目を閉じた表情の対比も印象的です。タイトルの「Reminiscence」と結びつき、作品に余韻や物語性を与えています。 ファッションとしての完成度だけでなく、見る側に想像の余地を残しているところがグランプリに相応しい魅力的な1枚だと思います。
ネイチャー部門 グランプリ「刻の航跡」
Mac さん
夜空いっぱいに刻まれた星の軌跡が、まさに“時間の流れ”そのものを描き出しているような、壮大で美しい星景作品です。画面を斜めに走る無数の光の筋は圧倒的な迫力を持ちながらも、水平線に浮かぶ七つ岩と静かな海面が、その力強さを穏やかに受け止めています。特に印象的なのは、星の動きが生むダイナミックな表情と、島々や海が持つ静謐な空気との対比です。空・海・岩礁の三要素が過不足なく配置され、自然が持つ雄大さと、長い時間の積み重なりを1枚の中に感じさせてくれます。長時間露光による星の描写はもちろん、滑らかな海面、闇の中に浮かび上がる岩肌の質感まで丁寧に捉えられており、撮影者の確かな技術と構成へのこだわりが伝わります。作品タイトル「刻の航跡」にもある通り、夜空を進む光の軌跡が、見る者を静かな時間の旅へと誘う見事な1枚です。ネイチャー部門 グランプリにふさわしい、自然の荘厳さと時間の美しさを見事に表現した作品です。
スポーツ部門 グランプリ「光と影のスプリント」
ダッチ さん
陸上競技スタート時の瞬間を捉えた1枚。モノクロ作品に仕上げたことで見る側の視線をランナーに集中させており、作者の明確な作品意図を感じる写真です。黒が印象的なハイコントラストの仕上げによって筋肉や身体の動きが強調され、スタート直前の緊張感や力強さが伝わってきます。1964年の東京オリンピック公式ポスターを彷彿とさせるような表現も印象的で、スポーツ写真でありながらグラフィック作品のような完成度を感じました。背景を大胆に黒く落としたことで余計な情報が排除され、選手たちの集中力と躍動感がより際立っています。競技の一瞬を捉えるだけでなく、その場の空気感までも見事に表現した作品です。
👇 各部門のグランプリ写真を選ぶと、
上の画面が大きく切り替わります
各部門 準グランプリ作品
👇 写真を選ぶと、 上の画面が切り替わります




























